Tag Archives: 反射防止

ナノインプリント

スタンダードモスアイ金型解説その2

スタンダードモスアイ金型解説その1
モスアイ金型のスペックの解説第二弾です。


上の表は前回同様の『HT-AR-05シリーズ』のスペック表です。
その中にピッチとピーク間距離の項目がありますが、今回はこれらの解説です。


干渉リソグラフィーの干渉波では、線上の構造しか描画できません。しかし、二重露光を行うことによってモスアイ構造を作り出すことができます。上の図で緑色の点線は干渉波によって描かれる線を示しています。図では、平行な点線が2種類あり互いに交差しているかと思います。

一方の平行な線が一回目で露光され、二回目の露光で交差する平行な線が露光されます。この二つの組み合わせでモスアイ構造のような凹凸が描画される仕組みです。

『HT-AR-05シリーズ』では、この平行な線の間隔のことをピッチと呼んでいます。また、モスアイ構造の最短の間隔をピーク間距離と呼んでいます。

ナノインプリント 展示会

機能性フィルム展にお越し頂きありがとうございました

8/3(金)に大阪産業創造館にて開催されました機能性フィルム展に出展しましたが、その様子が入手できました。小さな会場ながら賑わっており、イノックスブースへも多くの方に足を運んでいただきありがとうございました。

 
     イノックスブースの様子               展示会会場の様子

 

P.S. 8月開催のセミナーも現在募集中です。講師割引も可能ですので是非ともお問い合わせ下さい。
詳細⇒8月ナノインプリント講演予定

 

ナノインプリント

スタンダードモスアイ金型解説その1

先日リリースしました『HT-AR-05シリーズ』などの弊社で取り扱っているモスアイ金型のスペックについて解説します。
【新製品情報】スタンダードモスアイ金型

上の表は『HT-AR-05シリーズ』のスペック表です。
配列は六角形ハニカム配列と表記していますが、下図の様な配列になっています。

干渉リソグラフィーの二重露光によって作り出されているモスアイ構造ですが、その配列は平面最密充填である六角形ハニカム配列を取ります。
配列の間隔などによってモスアイ構造同士の間隔が決定されます。どの様に関わってくるかは、次回解説する予定です。

セミナー ナノインプリント 機能性フィルム

8月ナノインプリント講演予定

8月にナノインプリントに関するセミナーの講演を予定しております。

題 名:LED照明の均一面発光に向けた 輝度向上・光拡散技術とムラ軽減
内 容:LED照明の拡散フィルムへのナノインプリントの応用開発
主 催:株式会社技術情報協会
日 時:2012年8月31日(金)10:15~16:40
受講料:1名につき63,000円(消費税込み・昼食、資料付き) 
    ※1社2名以上同時申込の場合1名につき57,750円
会 場:[東京・王子]北とぴあ8F 802会議室

詳細・申し込み:http://www.gijutu.co.jp/doc/s_208408.htm

ナノインプリント 展示会

8/3(金)機能性フィルム展(大阪)へ出展のお知らせ

8月3日(金)に大阪産業創造館で開催の【機能性フィルム展】に出展いたします。入場には、事前予約が必須となっております。モスアイやマイクロレンズ、配光拡散構造のフィルムサンプルも展示しますので、実際に目で見て光学的な特性を確認ください。

【機能性フィルム展】
新機能・付加価値の高いフィルムやシート素材、加工技術を持つ企業が大集合!
開催日時:2012年8月3日(金)10:30~17:00 
開催場所:大阪産業創造館3F マーケットプラザ
料  金:無料 ※事前予約必要・入退場自由
事前予約・詳細は下記URLを参照ください。
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=13783

【イノックス出展内容】
ナノインプリント:金型~フィルム製造までをサポート
干渉リソグラフィによるナノ~サブミクロンの構造を持つ金型、構造設計、ナノインプリントフィルム製造サポート

ナノインプリント

【新製品情報】スタンダードモスアイ金型

 スタンダード製品『HR-ARシリーズ』の国内販売を2010年8月より正式に開始しておりますが、この度最新スペックである『HT-AR-05シリーズ』をラインナップしました。『HT-AR-05シリーズ』は、300mm x 300mm (有効:280mm x 280mm)と比較的大面積なサイズであり、反射率も0.5%以下と低い反射率を実現しています。

<HT-AR-05シリーズ仕様>

*要求仕様がスタンダード製品と異なる場合は、基本的にカスタム製品 とさせて戴きます。
*上記、スタンダード製品以外にも、お客様の仕様に応じてカスタマイズ可能です。
*カスタマイズ製品に関しては、光学設計より承っております。

詳細は、下記プレスリリースをご参照願います。
http://www.innox.co.jp/news/2012/news13.html

 

セミナー ナノインプリント

7月ナノインプリント講演予定

株式会社イノックスは、来る7/26に技術情報協会主催「ナノインプリントによる光取出し/反射防止加工技術」セミナーにおきまして、「ナノインプリントによる反射防止加工フィルムの作製と有機ELへの応用技術」をテーマに講演いたしまします。

日時:2012年7月26日(木)10:00-17:10 
受講料:1名63,000円(消費税込、昼食付き・資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき57,750円
    講師紹介割引きもありますので、弊社までお問い合わせ下さい。
会場:[東京・王子] 北とぴあ 9F 901会議室

申し込み・詳細:http://www.gijutu.co.jp/doc/s_207402.htm

セミナー ナノインプリント

6月ナノインプリント講演予定その2

 6/14に開催されましたわれました情報機構主催の「ナノインプリント量産・応用・最新動向徹底解説」セミナーが好評のうちに終了いたしました。3時間の長丁場でしたが、ご参加くださった皆様には御礼申し上げます。今回はナノインプリント全般について解説を行い、応用例としてモスアイ構造による反射防止機能やマイクロレンズアレイとモスアイ構造にようる有機ELの輝度向上機能などについても講演いたしました。講演の最後には、モスアイやマイクロレンズの転写サンプルを実際に見ていただく機会を設けさせていただきました。

 

来週になりますが、ナノインプリントセミナーの講演を予定しております。来る6/27に技術情報協会主催の「タッチパネルの視認性・使用感を改善するフィルム・コーティング技術 」セミナーにおきまして、「モスアイ構造フィルムの反射防止効果とタッチパネルへの応用」をテーマに講演いたしまします。
モスアイフィルムのサンプルを持参しますので、どのようなものかを見て体感して頂ければと思います。まだまだ申し込み可能とのことですので、よろしくお願いします。講師紹介割引きもありますので、弊社までお問い合わせ下さい。

日時:平成24年6月27日(水) 12:30~17:15
          28日(木) 10:00~17:15
受講料:1名につき 84,000円(消費税込み、昼食【2日目のみ】・資料付)
   〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき78,750円〕
会場:[東京・五反田] ゆうぽうと 5F くれない西

申し込み・詳細:http://www.gijutu.co.jp/doc/s_206207.htm

ナノインプリント

6th Industrial Symposium on Nanoimprint Lithography終了

今年で6回目を迎えるシンガポール国家材料工学研究所(IMRE)主催の技術シンポジウムが、年々研究機関・企業の参加が増え180社に。今回はIMREの依頼を受け、大面積金型を使用した量産化のコンセプトや応用可能なアプリケーションについて講演をしました。

また、弊社も参加していますナノインプリントコンソーシアム(ICON)の一年間の成果発表も行われました。この発表に関しては、本日(5/25)の化学工業日報の一面に掲載されております。

ありがとうございました。

セミナー ナノインプリント

6月ナノインプリント講演予定(会場変更あり)

株式会社イノックスは、来る6/14に情報機構主催「ナノインプリント量産・応用・最新動向徹底解説」セミナーにおきまして、「~ナノ構造の魅力と機能・量産化要素技術~」をテーマに講演いたしまします。

 

日時:2012年6月14日(木)12:30-16:30 
受講料:1名39,900円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
    講師紹介割引きもありますので、弊社までお問い合わせ下さい。
会場:[東京・東陽町]江東区産業会館 2階第一会議室 *会場が変更になりました。

より大きな地図で 江東区産業会館 を表示
〒135-0016  東京都江東区東陽4-5-18
●地下鉄 東西線 東陽町駅下車 4番出口右隣り
●都バス 錦糸町駅 ←→ 東京駅北口(東陽町駅)(東22)東陽町駅下車
錦糸町駅 ←→ 門前仲町(都07)東陽町駅下車
亀戸駅 ←→ 東陽町駅(亀21)東陽町駅下車
東大島駅 ←→ 東陽町駅・門前仲町(門21)東陽町駅下車
※駐車場・駐輪場はありません。

申し込み・詳細:http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC120653.php