Tag Archives: ディフューザー

ナノインプリント

Diffuser実装完了

展示会でも展示しておりましたDiffuser内蔵のテールライトを実車に取り付けてみました。
(注:保安基準はクリアしております。)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

通常ライト

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

Differ内蔵ライト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使用者のコメント:
LEDは点光源なので、かっこ悪いしギラギラしていたので付けるのを悩んでました。
そこで、この配光性拡散。テールランプ用に設計されていないので、少々工夫をしましたが、点光源のギラツキは無くなりまるで面発光のよう。夜間でも綺麗にキャッツアイ状に浮かび上がり正に絶品。
何でこれが使用されていないのか不思議なぐらいです。
拡散による光のロスも少ないので、視認性は以前使用していた電球一頭よりも良くなり、消費電力も少なくなりました!!

見たい方、大阪まで来ていただければ見せられますよ!!

ナノインプリント

6th Industrial Symposium on Nanoimprint Lithography

シンガポール国家材料工学研究所(IMRE)主催で5/23(水)にシンガポールで開催される「6th Industrial Symposium on Nanoimprint Lithography」に参加します。今回のシンポジウムは、製品に最も近い市販アプリケーションにフォーカスした内容となっています。イノックスは、シンガポールのナノインプリントコンソーシアム(I.C.O.N)に参画していることもあり講演の機会を頂きました。講演では、大面積金型を使用した量産化のコンセプトや応用可能なアプリケーションについて講演する予定です。

参加の申し込みやお問い合わせは弊社にご連絡いただくか、下記URLからお願いします。
http://www.imre.a-star.edu.sg/events.php?id=B531O538N534

ナノインプリント

Diffuserフィルム解説

先日はプチ展示ブースについて紹介しましたが、Diffuserフィルムの解説が宿題となっていました。二本線と円で光っている部分にDiffuserフィルムを使用しています。元は左下の様な4つのLED光源がDiffuserフィルムによって拡散された結果です。

イノックスのDiffuser構造は、拡散角度をカスタマイズすることができるのが大きな特徴です。
拡散の概略図を下記に図示しました。レーザーの様な指向性の高い光源を当てた場合に図の様に光線が広がって出てきます。この広がりは設定された拡散角度に従って拡散します。設定された拡散角度は表面の構造のみで制御されていますので、高い光線透過率(85%以上)を有するのももう一つの特徴です。

 イノックスのDiffuser構造の拡散のパラメーターは拡散角度(FWHM)としています。FWHMというのは、半値全幅 (full width at half maximum)の略で最大値の1/2となる場合の幅を示す値となります。下図は提供可能な円状配光拡散構造のグラフです。最も拡散光が強い部分を頂点として曲線が描けます。この構造の拡散角度(FWHM)は、最大値の1/2をとって25度になります。

拡散角度のコントロールは均一はない構造にも設計することが可能です。拡散の状態によって、円状拡散・線状拡散・楕円形拡散といった種類に設計可能です。R&D用途の金型・フィルムとして現時点では、円状拡散と線状拡散が提供可能です。


円状拡散構造にレーザーポインターを照射した状態です。フィルムを通過することで円状に拡散されています。グラフでも示した通り拡散角度(FWHM)は25度となります。カスタマイズに関しては1度から70度まで対応することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

線状拡散構造にレーザーポインターを照射した状態です。(右は90度回転させた状態) フィルムを通過することで線状に拡散されています。円状拡散とは異なり縦方向と横方向で拡散角度が異なります。一方を広く拡散させ、もう一方を狭く拡散させることで写真のように拡散されます。拡散角度(FWHM)は広い方が80度、狭い方が1度となります。

これらの構造の金型からフィルムまでをご提供することが可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

ナノインプリント

ナノインプリントプチ展示ブース設置

nano tech 2012にて展示していた展示物の一部を名古屋本社に設置しました。
右からモスアイボールとイノックスキューブとなります。

イノックスキューブの脇にあるボタンを押していただくとLEDが点灯します。
表面に構造がないと左下の様に4つのLED光源が点灯しますが、マイクロレンズやDiffuserフィルムによって光源の見え方が変化します。右下がマイクロレンズ、右上が円状配光Diffuser、左上が線状配光Diffuserとなります。
マイクロレンズは、名前の通りマイクロメートルスケールのレンズが規則的に入っています。このフィルムサンプルですと直径9μm、高さ5.5μmのレンズサイズとなります。LED光が当たる部分に複数のレンズがあり光の回折が起きることで、白色LEDを構成している色も確認することができます。
Diffuserに関しては後日詳細を解説します。

 

 

 

 

 

 

もう一つはモスアイボールですが、写真では分かりにくいかと思いますのでこちらも後日仕組み等を解説する予定です。

 

 

 

 

 

 

これらの構造の金型からフィルムまでをご提供することが可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
メールでお問い合わせの場合は右側のリンクに問い合わせを設置しましたのでそちらからお願いします。
電話でのお問い合わせは、大阪(担当:北川)06-4709-5936、名古屋(担当:井上)052-202-1115にてお待ちしております。

セミナー ナノインプリント

3月ナノインプリントセミナー講演予定

3/21に情報機構主催「ナノインプリント技術」セミナーにおきまして、「~光学フィルム他光学デバイスへの展開の実際と量産化・発展の可能性~」をテーマに講演いたしまします。

詳細は下記ニュースリリースを参照して下さい。

http://www.innox.co.jp/news/2012/news07.html

イノックスで取り扱っておりますモスアイ・マイクロレンズ・配光拡散構造についての性質や用途について解説する予定です。

また、フィルムサンプル等を持参し実際の効果をデモンストレーションすることも企画しております。

セミナー ナノインプリント

『有機ELの光取り出し効率向上技術』セミナーを実施しました

本日は、技術情報協会主催の「有機ELの光取り出し効率向上技術」セミナーにて「ナノインプリントによる反射防止加工フィルムの作製と有機ELへの応用技術」のテーマで講演を行いました。
講演内容は、有機ELへの応用可能なナノインプリント技術について紹介しました。最表面に貼り合せる事で光取り出し効率の向上が可能なマイクロレンズアレイとモスアイ構造を中心に紹介しました。

 

 

 

 

 

 

本セミナーのマイクロレンズアレイやモスアイ構造については、R&D用金型からフィルム転写品のご紹介も可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
01ナノインプリント事業部

ナノインプリント 展示会

nano tech 2012 初日

今日からnano tech 2012出展の為に東京ビックサイトに来ております。

イノックスブース点灯前

 

 

 

 

 

 

点灯後

ブースにて展示中のモールド・フィルムサンプル
 
各種スタンダードニッケルモールド(モスアイ、マイクロレンズ、ディフューザー)

 
Roll to Roll装置にて加工したモスアイ構造のロールサンプル

 
Diffuserを使用したデモンストレーション 


 

 

 

 
EL照明と太陽電池での検証デモンストレーション

明日・明後日と展示会は開催しておりますので、是非ともご来場頂き弊社ブースへお越しください。

nano tech 2012 第11回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議

・日時:2012年2月15日(水)~17日(金) 10:00~17:00
・会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホール&会議棟 ・入場料:3,000円
(但し、Webサイトで事前登録された方は入場無料)
・公式ホームページ:http://www.nanotechexpo.jp/
・フロアレイアウト:http://www.nanotechexpo.jp/pdf/floormap2012_j.pdf
・弊社ブース:東5ホール D-31 (韓国パビリオンの隣です!)