Diffuserフィルム解説

先日はプチ展示ブースについて紹介しましたが、Diffuserフィルムの解説が宿題となっていました。二本線と円で光っている部分にDiffuserフィルムを使用しています。元は左下の様な4つのLED光源がDiffuserフィルムによって拡散された結果です。

イノックスのDiffuser構造は、拡散角度をカスタマイズすることができるのが大きな特徴です。
拡散の概略図を下記に図示しました。レーザーの様な指向性の高い光源を当てた場合に図の様に光線が広がって出てきます。この広がりは設定された拡散角度に従って拡散します。設定された拡散角度は表面の構造のみで制御されていますので、高い光線透過率(85%以上)を有するのももう一つの特徴です。

 イノックスのDiffuser構造の拡散のパラメーターは拡散角度(FWHM)としています。FWHMというのは、半値全幅 (full width at half maximum)の略で最大値の1/2となる場合の幅を示す値となります。下図は提供可能な円状配光拡散構造のグラフです。最も拡散光が強い部分を頂点として曲線が描けます。この構造の拡散角度(FWHM)は、最大値の1/2をとって25度になります。

拡散角度のコントロールは均一はない構造にも設計することが可能です。拡散の状態によって、円状拡散・線状拡散・楕円形拡散といった種類に設計可能です。R&D用途の金型・フィルムとして現時点では、円状拡散と線状拡散が提供可能です。


円状拡散構造にレーザーポインターを照射した状態です。フィルムを通過することで円状に拡散されています。グラフでも示した通り拡散角度(FWHM)は25度となります。カスタマイズに関しては1度から70度まで対応することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

線状拡散構造にレーザーポインターを照射した状態です。(右は90度回転させた状態) フィルムを通過することで線状に拡散されています。円状拡散とは異なり縦方向と横方向で拡散角度が異なります。一方を広く拡散させ、もう一方を狭く拡散させることで写真のように拡散されます。拡散角度(FWHM)は広い方が80度、狭い方が1度となります。

これらの構造の金型からフィルムまでをご提供することが可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

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